こんにちは、ゆずみかんです。
春の花は色々ありますが、今回は最もメジャーな花のひとつ、桜について語ろうと思います。(今は3月ですしね)

桜と一口に言ってもたくさんの種類があります。大島桜とか、エドヒガンザクラとか。その中では「ソメイヨシノ(染井吉野)」が最も知られている品種ではないでしょうか。3月下旬から4月上旬に一斉に咲くその姿は豪華で美しく、圧倒されます。
すべてのソメイヨシノは、一本の木から挿木によって増やされた同じ木なので、同じ環境だと一斉に咲くんですね。
そして、樹木としては寿命が短く、50年くらいで老木になってしまうんだそうです。
最近では、河津桜なども有名です。ソメイヨシノよりも早めに開花する品種で、静岡県の河津町の名産で、濃いピンク色の花弁が美しい桜です。そして全国的にも河津桜が広まっていますね。春になると、地域にもよりますが、2月ごろ河津桜、3月末から4月上旬にはソメイヨシノ。2回桜を楽しめます。
ここから本題です
盛大に咲くソメイヨシノは好きです。しかし、実は私は山桜が好きなんですね。
私の地元は低い山に囲まれていますが、春になると、山の所々に山桜が咲くんですね。(この写真のような感じです)
実際その期間はすごく短いのですが、それをふもとから眺めるのが好きで、春独特の香りと相まって「ああ、春が来たなあ」としみじみするのです。
ところで、あの春独特のあの香りはなんだろうと思っていましたが、もしかするとヒサカキ(私のいる地方ではシャシャキ)の花の臭いなのかもしれません。山が近いですしね。あれを不快に感じる人と、気にならない人に分かれるようです。私は、「あ。春の匂い、もうそんな季節なんだなあ」と思う程度です。

山桜はソメイヨシノのような派手さはないのですが、木全体に咲いた花の周りをうっすらと赤い新葉が縁取る様子が、なんとも言えない奥ゆかしさを感じます。
山桜は原種ですが、いくつか種類があるそうです。私の見ている種類は一般的な「ヤマザクラ」なのでしょう。
